mama
パパが子どもたちに筋トレさせようっていうんですけど、大丈夫?
トレーナー
日常生活で不足している運動量を筋トレで補うことも必要なんだ
なぜなら外遊びがへり屋内で過ごす時間が増えた現代の子どもたちは、筋肉や骨への刺激が明らかに少なくなっているから。
piyo
子どもに安全な筋トレ!おしえてトレーナー
トレーナー
今回は書籍【医師も薦める子どもの運動】を参考にお答えします
本記事の内容
✔子どもの健康と運動能力向上のためにやってはいけない筋トレ方法と安全な方法を解説します。
この記事を書いている僕は理学療法士歴19年で、スポーツトレーナーをやっているので、記事の信頼性はあります。
早速、目次です。
子どもがやってはいけない筋トレ方法
子どもが筋トレに取り組むことはいいことですけど、大人の筋トレ方法やYoutube動画のマネはおススメできません。
なぜなら、
ドクター
子どもは大人のミニチュアではありません
今回紹介する子どもがやってはいけない筋トレ方法は
- 腕立て伏せ
- 反動を使った腹筋
- ジャンプトレーニング
の3つです。
トレーナー
今回紹介する安全な方法で効果的にトレーニングしてくださいね
腕立て伏せ
トレーナー
腕立て伏せは上半身強化の定番ですね
まずはこちらの写真をごらんください。
出典:ノビルコ書籍より
トレーナー
実際の見開きページ。写真が多くて解説が分かりやすいよ
右側の写真は腰が反り肩甲骨が浮き上がる姿勢なのでキケンです。
左側の写真のように四つ這いで腕をゆっくり曲げ伸ばししましょう。
反動を使った腹筋
トレーナー
腹筋は体幹トレーニングの定番ですね
こちらのイラストをご覧ください。
足をもってもらい反動を使っておきあがる方法は、腰に負担がかかるのでキケンです。
イスや台に足を乗せ、肩甲骨が床から離れるまで上体を起こし、ゆっくり戻しましょう。
ジャンプトレーニング
トレーナー
ジャンプ動作が必要なスポーツに必要なトレーニングですね
その場で繰り返すトレーニングは、高回数行うとオスグッド病の原因になりキケンです。
背中と壁でバランスボールを挟んで膝を軽く曲げ、ボールに体重を預けるようにジャンプしましょう。
おわりに
今回は子どもがやってはいけない筋トレ方法と安全な方法を紹介しました。
現代の子どもたちは、
- ゲームやスマホの時間が長い
- 習い事や塾で忙しい
- 歩く量が極端に減った
- スポーツ動作を過剰に反復させる
など、運動不足や反復したスポーツ動作のやりすぎが指摘されています。
文部科学省が策定した『幼児期運動指針ガイドブック』では、
とあります。
日本スポーツ協会は『子どもの身体活動ガイドライン』で、
とあります。
トレーナー
子どもの成長段階に合わせたトレーニングが必要なんですよ
ナース
著者の中野ジェームズ修一さんは、日本を代表するトップアスリートのトレーナー。卓球の福原愛さんやテニスの伊達公子さん、最近では青山学院大学の駅伝部をサポートしているの。
書籍のリンクはこちらです。
書籍の目次はこちら
- 理論としての子どもの運動
- 子どもがやってはいけない筋トレ
- 子だもがやるといい筋トレ
- 子どもがやってはいけないストレッチ
- 子どもがやるといいストレッチ
- 子どもの柔軟性バランスチェック
- 医学的見地からみた子どもの運動
トレーナー
価格は1,500+税。保護者の方や指導者が知っておきたい運動の教科書ですよ
今回の記事は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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