スポーツ障害は予防が大切。今回はスポーツ障害の膝痛で特に多い【オスグッド病】について解説していきます。
娘の先輩がオスグッド病で膝が痛いらしいんだけど、うちの娘は大丈夫かしら。
プレー中に膝が痛くてしゃがめないって。優しい先輩だから心配だな
オスグッド病って予防できるの?おしえてトレーナー
オスグッド病は予防できますよ
これからオスグッド病の予防に効果的なセルフケアを解説しますね
【オスグッド病】を解説し予防に効果的なセルフケアを紹介します。
記事の最後にセルフケアの動画を用意しています。テキストや写真よりイメージしやすいので参考にしてくださいね
早速、目次です。
オスグッド病は予防できるの?
オスグッド病は予防可能です。
なぜなら、オスグッド病は太もも前面の筋肉が脛の軟骨を引っ張ることで痛みがおこるから。
なので、日々のストレッチやアフターケアで太もも前面の筋肉を柔らかくしましょう。
オスグッド病のこと、もっとくわしく知りたいわ
これからオスグッド病について解説しますね
オスグッド病の症状と原因を解説
オスグッド病は成長期の子どもに多くみられるスポーツ障害の一つです。
一般的には10~16歳の成長期男子に多いといわれてますが、スポーツをしている女子(バレーボールやバスケット)にも発症します。
オスグッド病の原因は太もも前面の筋肉を使いすぎて硬くなったからなんだ
硬くなった筋肉は中心に向けて縮むので、筋肉と骨が付着する部分を引っ張って負荷をかけるんだ
こちらの図がわかりやすいよ
主な症状はこちらです
・膝のお皿の下あたりの腫れ
・膝のお皿の下あたりを押すと痛い
・運動中や運動後の膝の痛み
オスグッド病は成長期におこる成長痛といわれることが多いんですけど、痛みの原因がことなるので症状を区別してセルフケアすることが重要です。
オスグッド病は運動中や運動後の膝の痛み、成長期の子どもに多い成長痛は夜間の痛みが特徴なんですよ
なので、運動による膝の痛みはオスグッド病の可能性が高く、セルフケアが必要になるんです。
子どもに伝えてもなかなかケアしてもらえないから、保護者や指導者の理解と声掛けが大切なんですよね
セルフケアって、具体的には何をするの?
スポーツ動作の後に硬くなった太もも前面の筋肉を柔らかくしましょう
オスグッド病の予防には正しいストレッチや硬くなった筋肉をゆるめるアフターケアが大切なんだ
オスグッド病の予防に効果的なセルフケア
オスグッド病の予防に効果的なセルフケアは
- 太もも動的ストレッチ(アップ)
- 太もも静的ストレッチ(ダウン)
- 太ももアフターケア
の3つです。
これから紹介するセルフケアは痛みがないヒト向けです。
現在膝に痛みがあるヒトは専門家に相談して実施してくださいね
鹿児島市でオスグッド病の相談ができる専門家さんを知りたいな
僕は鹿児島でジュニアスポーツチームのトレーニング指導をしています。オスグッド病のケアは下記の問い合わせフォームからご相談くださいね
太もも動的ストレッチ(アップ)
ウォーミングアップは筋肉を温める動的ストレッチがおススメです。
動的ストレッチは一定のリズムで動かすストレッチだよ
筋肉があたたまるから、筋肉は柔らかくなりケガの予防に効果的なんです
実際の動きは、動画をご覧くださいね
太もも全体の筋肉が動いてるのを感じることが大切だよ
床についている膝が痛いときはタオルをしくか、膝サポーターをつけてね
太もも静的ストレッチ(ダウン)
クールダウンは筋肉を伸ばす静的ストレッチがおススメです。
静的ストレッチは一定時間キープして筋肉を伸ばすストレッチだよ
疲れて硬くなった筋肉を伸ばしてリラックスさせるから、ケガの予防に効果的なんです
太もも前面のストレッチだよ
太もも後面のストレッチだよ
前面と後面のバランスが大事なんです
実際の動きは、動画をご覧くださいね
筋肉が伸びた状態から20~30秒キープしてね。それ以上伸ばしても効果はかわらないんだ
太もも前面と後面の筋肉をバランスよく伸ばすことが大切なんです
静的ストレッチは反動をつけず、痛くない範囲で伸ばしてね
おススメしないストレッチはこちら
こちらのストレッチは伸ばす力が強すぎるんだ
運動後の興奮状態にある筋肉に強度の強いストレッチをすると、反動で縮む方向に力が入り硬くなることがあるんです
太ももアフターケア
アフターケアはリラクゼーションがおススメです。
カラダのちからを抜くことも大事だね
実際の動きは、動画をご覧くださいね
太ももをぷるぷるとゆらすのも効果的だよ
太もも前面の筋肉が硬いヒトはこれから紹介する方法をお試しください
ふくらはぎやカカトでクッションを押す動きをイメージしてね
力をいれてキープした後に脱力して、太ももの筋肉をぷるぷるゆらすを2~3回くりかえすと効果的だよ
まとめ
今回はスポーツ障害の膝痛で特に多い【オスグッド病】の予防に効果的なセルフケアを解説しました。
ぜひ動画をごらんください
オスグッド病は太もも前面の筋肉が硬くなっておこるので、太もものケアを継続することで予防が可能です
こちらのケアは、毎日したほうがいいの?
はい。日常生活でも太もも前面の筋肉は頑張ってます。短い時間でもいいので、毎日ケアしてほしいですね
スポーツでケガをするとスポーツだけでなく、日常生活や学習にも支障をきたします。まずは、オスグッド病を予防するため練習前後でセルフケアをとりくみましょう。
今回の記事は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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