mie
バレーボール選手は肩関節の動きが大事らしいけど、【肩の動きと筋肉】が全然わからない?
piyo
肩関節の【動きと筋肉】をカンタンにおしえて!トレーナー
トレーナー
今回はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
・肩関節の【動きと筋肉】を解説します
・肩甲骨の【動きと筋肉】を紹介します
この記事を書いている僕は理学療法士歴19年で、スポーツトレーナーをやっているので、記事の信頼性はあります。
では、早速目次です。
肩関節の【動きと筋肉】を解説
肩関節の動きは
- 前にあげる(屈曲)
- 後にさげる(伸展)
- 外に広げる(外転)
- 内に閉じる(内転)
- 外にひねる(外旋)
- 内にひねる(内旋)
- ぐるぐる回す(分回し)
です。
ドクター
筋肉はメインではたらく筋肉とサブではたらく筋肉に分けられます。
屈曲・伸展
肩の前後のうごきを
- 前にあげる(屈曲)
- 後にさげる(伸展)
といいます。
筋肉の一覧はこちら
メイン(主動作筋) | サブ(補助筋) | |
屈曲 | 三角筋前部 大胸筋鎖骨部 |
烏口腕筋 上腕二頭筋(外旋位) 棘上筋 |
伸展 | 三角筋後部 広背筋 大円筋 |
上腕三頭筋長頭 |
トレーナー
肩の伸展はスパイクのジャンプ動作でとても重要だよ
外転・内転
肩の内外のうごきを
- 外に広げる(外転)
- 内を閉じる(内転)
といいます。
筋肉の一覧はこちら
メイン(主動作筋) | サブ(補助筋) | |
外転 | 三角筋中部 棘上筋 |
上腕二頭筋(外旋位) 上腕三頭筋(内旋位) |
内転 | 大胸筋 広背筋 大円筋 |
肩甲下筋 烏口腕筋 上腕二頭筋短頭 |
トレーナー
肩の内転はレシーブの面をつくる動きです
ドクター
前にならえで腕を外に広げる水平外転、腕を内に閉じる水平内転の説明は省略しますね
外旋・内旋
肩の内外のひねりを
- 外にひねる(外旋)
- 内にひねる(内旋)
といいます。
筋肉の一覧はこちら
メイン(主動作筋) | サブ(補助筋) | |
外旋 | 棘下筋 大円筋 |
三角筋後部 |
内旋 | 大胸筋 肩甲下筋 大円筋 広背筋 |
三角筋前部 |
トレーナー
スパイクやサーブで非常に重要な動きだよ
ドクター
肩は外転・外旋位でもっとも負担がかかります。実際にはサーブやスパイクのテイクバックだね。しっかりケアが必要です。
分回し
肩をグルグルまわす動きを
- 分回し
といいます。
トレーナー
イメージはサーキュラーアームスイングだね
肩甲骨の【動きと筋肉】を紹介
肩甲骨の動きをカンタンにまとめます。
- 挙上
- 下制
- 外転
- 内転
- 上方回旋
- 下方回旋
6つの動きがあります。
筋肉の一覧はこちら
メイン(主動作筋) | サブ(補助筋) | |
挙上 | 僧帽筋上部 菱形筋 肩甲挙筋 |
|
下制 | 僧帽筋下部 小胸筋 鎖骨下筋 |
広背筋 大胸筋 |
外転 | 前鋸筋 小胸筋 |
大胸筋 |
内転 | 菱形筋 僧帽筋 肩甲挙筋 |
|
上方回旋 | 前鋸筋 僧帽筋前部 僧帽筋下部 |
|
下方回旋 | 菱形筋 小胸筋 |
肩甲挙筋 |
トレーナー
肩甲骨は肩と連動して動いているよ
まとめ
肩関節の動きは
- 屈曲
- 伸展
- 外転
- 内転
- 外旋
- 内旋
- 分回し
があります。
肩甲骨の動きは
- 挙上
- 下制
- 外転
- 内転
- 上方回旋
- 下方回旋
があります。
トレーナー
それぞれの動きで働く筋肉がちがったね
今回の記事で肩関節の動きと筋肉を理解しておくと、効果的にトレーニングができます。
トレーナー
あわせて読むと理解がふかまりますので、ぜひどうぞ。
動画では実際に動きながら解説しています。ぜひご覧ください。
今回の記事は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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