【入門】バレーボール選手に必要な関節のキソ知識【肩関節編】

mie

バレーボール選手は肩関節が大事らしいけど、どんな関節なのか全然わからない？

piyo

肩関節をカンタンにおしえて！トレーナー

トレーナー

今回はこんな疑問に答えていきます。

では、今回の目次です。

肩の関節４つを紹介

関節とは、骨と骨の連結部分のこと。

そして肩関節は

４つの関節から構成されます。

トレーナー

順番にかいせつしていきますね。

肩甲上腕（けんこうじょうわん）関節

肩甲上腕関節は

の連結です。

トレーナー

一般的に肩関節といえば肩甲上腕関節のこと

上腕骨が肩甲骨の受け皿にちょこっとだけ乗っかている小さい連結でまわりを筋肉とじん帯が補強しています。

トレーナー

筋肉とじん帯はあとで説明しますね

肩甲胸郭（けんこうきょうかく）関節

肩甲胸郭関節は

の連結で肩甲骨がドーム状の胸郭にのっかっているので安定しています。

トレーナー

腕を動かすと肩甲骨が連動して動くのがわかるよ

胸鎖（きょうさ）関節

胸鎖関節とは

の連結で胸鎖関節をさわりながら腕を動かすと鎖骨の動きがわかります。

トレーナー

胸鎖関節が硬くなると腕の動きがわるくなるよ

肩鎖（けんさ）関節

肩鎖関節とは

の連結で鎖骨は胴体と腕を連結するゆいいつの骨なんです。

トレーナー

鎖骨を骨折すると骨の支えがなくなって腕の重みを感じるよ。

肩関節の特徴を解説

肩関節の特徴はカラダでいちばん自由にうごかせること。

なぜなら、上腕骨のはしっこ（上腕骨頭じょうわんこっとう）が球状で受け皿となる肩甲骨が小さい構造だから。

そして

が補強しているのでカラダの中で一番やわらかい関節です。

トレーナー

これから肩甲上腕関節の筋肉とじん帯を解説しますね。

筋肉

肩甲上腕関節を補強する筋肉は

の４つで上腕骨頭じょうわんこっとうを包み込んでいます。

トレーナー

ローテーターカフ（回旋筋腱板かいせんきんけんばん）とよばれるよ

ドクター

肩のインナーマッスルともよばれます。ただし、インナーマッスルは肩関節以外にもあるのでしっかりと区別する必要があります

じん帯

じん帯とは骨と骨の連結を補強するコラーゲンを主成分とする繊維です。

肩甲上腕関節を補強するじん帯は

です。

トレーナー

じん帯は伸びすぎるとゆるゆるになってしまうよ

ドクター

じん帯が切れることを断裂だんれつといいます。断裂したじん帯は手術が必要になります

関節包

関節包かんせつほうとは関節を囲んでいる袋状の膜です。

まとめ

肩関節は

の４つから構成されています。

そして

で補強されています。

トレーナー

カラダでいちばん自由に動く関節だったね。

＜＜【入門】バレーボール選手に必要なカラダのキソ知識【肩の筋肉編】（ただ今作成中）

で肩関節の筋肉について解説しています。【関節と筋肉のキソ知識】は肩のケアに必須です。

トレーナー

あわせて読むと理解がふかまりますので、ぜひどうぞ

ドクター

動画では肩甲骨について解説しています。こちらもあわせてご覧ください。

今回の記事は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。